人が生を歩めるのは
人生の大半を占める苦しみというものが共感され得るものだと感じられる
から
三月とは言えど、というようなこの気温
曇った朝の寒空は闘いの色
君に見せる善い顔
君達に見せる善い顔
みんなに見せる善い顔
僕に見せる
どんな顔?
誰も悪くない
そんなのわかってる
ただ、
僕と世界の距離は
一向に縮まらない
周りから見れば全然なんだろう
でも僕にとっては屋上の柵を乗り越えるような気持ちで頑張ってるんだ
遣り方がまずいのか?
手順が違うのか?
徒労という言葉をあと何回噛み締めれば良いんだ
誰も悪くない
そんなのわかってる
ただ、
僕と世界の距離は一向に縮まらない
都合の悪い事は真っ白に消してしまう
そうやってワタシが指の間から零れ落ち
この眼は焦点を結べず
コミュニケーションは宙吊りになる
そのうち訝し気な視線を感じる事すらも出来なくなるんだろう
そうなればそれはそれで幸せなんじゃないか
でも今は痛い
というより気持ち悪い
自分が自分と離ればなれになっているかのようだ
*
素直とかいう問題ではない
自分は十分に素直だ
人は十分過ぎるくらいに素直だ
全てはその人の態度に表れるのだから
*
何かとても大きくて長いモノに負けている気がする
もちろん巻かれるのが嫌だから拒否し続けているのだが
どうも負けている
どうも、と言っているところにも問題があって
要するに負けを認めたく無いのだ
負けを認めたら今までの自分とこれからの自分を一度に失ってしまうのじゃないかという恐怖
があるのだろう
まだ抵抗していたいのだが
かなりこちらの勢力も落ちてきた
起死回生なんて言葉すら出したく無いので
如何に自分を貫いた死を見せられるのかという事を考える